できたら避けたい!大渋滞する高速道路6選

ゴールデンウィークはドライブで遠出、という方もいらっしゃるかと思います。「渋滞がひどいのかな...?」と心配なドライバーは多いことでしょう。

でも、渋滞は「特定の場所」で起こりやすく、その場所さえ覚えておけば、少なくとも覚悟ができるはず。
とっておきの渋滞回避方法も最後にご紹介します。

(1)[東名高速道路]大和トンネル(横浜町田IC~厚木IC間)
(2)[中央自動道]小仏トンネル(八王子IC~相模湖IC間)
東京から西に向かう東名高速と中央道。いずれも渋滞の名所が立ちはだかります。その場所はどちらも「トンネル」。前後にある道路の起伏によって自然と速度が低下し、交通量が多い時間だとその場所から渋滞が始まります。
週末はお決まりのように渋滞が発生。その長さは20~30kmにもなり、渋滞を抜けるのに約2時間ということもあります。
合流する圏央道や小田原厚木道路もこの渋滞の影響が延びてくることも。また、下りではトンネルの先の伊勢原バス停(東名高速)や相模湖インター(中央道)なども渋滞の先頭になっていることがあるので、トンネルを抜けても注意が必要です。
 
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(3)[関越自動車道]高坂サービスエリア(鶴ヶ島IC~東松山IC間)
東京地区と群馬県、新潟県方面を結ぶ関越道。こちらは「サービスエリア」がキーポイント。練馬インターから前橋インターの区間は関東平野をひたすら走るので概ねフラットなのですが、そのなかでちょっとした起伏が発生するのがこの付近なのです。そして、休憩のために多くの車が流入するため、上り坂と、サービスエリアに入る車の減速が重なって渋滞が発生します。こちらも週末の渋滞ポイントの常連。
関越道はこのほかにも各インター付近で渋滞が発生することも。いずれも交通量が多いため。対策として合流車線を長めにとっている箇所もあります。本線への合流や離脱は、流れに任せて無理のない運転を心がけましょう。
 
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(4)[東北自動車道]羽生パーキングエリア付近(羽生IC~館林IC間)
東京から栃木県や東北地方を結ぶ大動脈、東北道。栃木県にはいるまでのしばらくの区間はとにかく平坦。関東平野の広さを体感できる区間でもあります。とはいえ、北に進むにつれジワジワ標高は上がっているのです。
そんな東北道の渋滞ポイントは羽生パーキングエリア。このあたりは休憩施設が少なく、下り方面では手前の蓮田サービスエリアはいつも混雑。次の羽生パーキングエリアで最初の休憩をとられる方の多いのです。その入口付近で減速する車による渋滞はもちろん、追突事故が比較的発生しやすいので、特に注意。先を急ぐ気持ちはわかりますが、やっぱりスピードは控えめに、が大切。
上り線は、佐野藤岡インターの先を先頭にした渋滞に注意。交通量がグッと増え、上り坂になる区間があるため、渋滞になりやすい箇所なのです。
 
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(5)[東名阪自動車道]鈴鹿インター/四日市インター付近(四日市JCT~亀山JCT間)
名古屋近郊の渋滞の名所といえば、東名阪道のここ。新名神高速が開業して以来、名古屋~大阪間の主要道路はこちらにシフトしました。ですが、あまりに交通量が多いために発生します。
並行して新名神高速は建設中ですが、完成は2018年度。東名阪道のこの区間自体も一部で車線を2→3車線に増やすなど対策を行っていますが、まだまだ渋滞の解消までは我慢が続きそうです。
 
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(6)[中国自動車道]宝塚東・宝塚西トンネル(宝塚IC~西宮北IC間)
大阪近郊の渋滞の難所は宝塚。こちらもトンネルが渋滞の先頭になります。下りの渋滞の末尾は大阪府を越え、京都府内まで達することも。最大で25~30kmの渋滞となり、通過に2時間以上かかってしまうことがあるので注意。
大阪近郊は中国道と名神高速に交通が集中する傾向になるため、高槻バス停付近、滋賀県の大津インターや草津パーキングエリア付近でも渋滞が発生する傾向にあります。
今のところ、この渋滞を回避するのは時間帯をずらす以外には困難ですが、数年内に新名神高速の高槻~神戸が開通する予定なので、それまでの辛抱となります。
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上の図は、関越道の渋川伊香保インターから首都高川口線の川口パーキングエリアまで検索した例。5月4日の上りのピーク時には、北関東道の太田桐生インターで降りて一般道を走行、東北道の館林インターで高速道路に戻るルートが最適との提案です。
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