走行中の道路が冠水!そんな時、あなたはどうしますか? ~危険から命を守る豆知識~

先月の台風18号は日本列島を縦断し、住宅の浸水や冠水など各地に被害をもたらしました。
10月も1年のうちでは台風の多い月なので、事前の準備が必要です。

では、道路が冠水してしまったり車が水没してしまったときはどのように対処すればいいのでしょうか?

道路が冠水している時
道路が冠水している時にニュース番組で、水をかき分け走行する車の映像が流されているのを見ることが多いかと思います。
実際、車はどのくらいの冠水なら走ることができるのでしょうか?

冠水時に車が走行できる水深は、一般的な乗用車であればドアの下端と言われております。
これ以上深い水深ですと、マフラーに水が入りエンジンが停止してしまいます。
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冠水している場合は、絶対にその道路は走行せず引き返しましょう。

車が水没してしまった時
車は深くまで水に浸るとドアが開けられなくなります。
浅いうちは問題なく開けられるようですが、70cm以上水に浸るとドアを開けるのに力がいります。
これは、水圧により車の外側から力が加わるため、ドアが開けにくくなるようです。

このような状況に備えて、緊急脱出用ハンマーを車に積んでおきましょう。
緊急脱出用ハンマーは車の窓ガラスを簡単に割ることができます。
車用品店やインターネットショップで手軽に入手できます。

脱出用ハンマーを持っていないときは、ヘッドレストを使いましょう。
金属部分を窓ガラスに打ちつけるのではなく、窓ガラスとゴム部分の間に差し込み、てこの原理を使えば窓ガラスは割れます。
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ドアも開かず窓ガラスも割れず、車に水が浸入していた場合は、怖いですが焦らず待ちましょう。
車の外側からの水圧が下がり、ドアが開けやすくなります。
脱出の最終手段として、頭に入れておくことをお勧めします。
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冠水地点を避けるには
ドライブサポーターには、冠水の恐れがある地点をアイコン表示と音声で案内する機能を搭載しております。
降雨状況を考慮し、冠水注意地点に近付くと「この先、冠水の恐れがあります。ご注意ください。」などと運転者に注意喚起します。

設定方法
  1. ドロワーメニュー>「設定」
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  2. 「ナビ」タブの「冠水注意地点案内」にチェックを入れる
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冠水する可能性のある高架下やトンネル内などをあらかじめ把握することで、安全に走行するために迂回する、目的地を変更する、などといった判断にお役立て下さい。

まとめ
台風の多い夏は過ぎましたが、これからもまだまだ台風は日本を通過します。
緊急時に冷静な判断をするため事前に知識をつけておいたり、ナビを活用して事前に危険地帯を把握しておきましょう。